4月29日(土)
今日は関谷愛宕神社例祭で関谷城鍬舞が奉納されました。コロナで中断していたため、4年の時を超えての復活です。10時からアグリパル塩原(道の駅)で舞い、その後に神社へ移動すると聞いていましたので、まずはアグリパル塩原へ向かいました。すると、色とりどりの衣装を身につけた本校の子供たちをすぐに見つけることができました。


記念写真を撮った後に城鍬舞が始まりました。400年前から続く伝統芸能ですが、これを指導できるのは関谷地区の歴史と伝統のことを深く研究されている君島守さんだけです。保存会のメンバーの子供たちを見ると他地区から転居してきた子供たちが何人もいてとても驚きました。みんなで集まって数回練習をしてきたということですが、中には1回しか練習に参加できなかった子もいて、大丈夫かと心配でしたが、とても上手に踊っていました。

沢山の観光客の前で踊った後は、歩いて愛宕神社に移動しました。道が分からないので一緒について行ったのですが、美しい山々の麓に広がる田んぼのあぜ道を並んで進む光景はタイムスリップしたような感覚になりました。

しばらく歩くと関谷愛宕神社につながる急な階段にたどり着きました。息を切らせて登り切ると、愛宕神社と地域の自治会長さんや消防団の皆さんが待っていてくれました。愛宕神社は火防(ひぶせ)の神様なので、地域を火事から守ってくださっているそうです。宮司さんにお祓いをして頂いた後に舞いの奉納が始まりました。期せずして神事の座に加わることになり少し焦りましたが、皆さんがとても優しい方ばかりでほっと安堵しました。


うっそうとした木立の中で見る城鍬舞は、なんとも艶(あで)やかで思わず見入ってしまいました。9年生の子供たちも3名いて、地域の伝統芸能後継者としてがんばることを決意しているとのことでした。

こんな身近な所に素晴らしい伝統芸能が息づいていたことに深い感動を覚えました。ほんの10分のつもりが2時間以上費やしましたが、それ以上に価値のある幸せな時間を過ごすことができました。箒根地区の豊かな文化を掘り起こし、未来へつないでいくことが学校に求められる役割の1つであることを改めて感じた一時でした。

関係者の皆様、大変お世話になりました。




