全校生

想いと想いがつながって

管理者学校

8月20日(日)

箒根JBCの県大会と同時進行で、昨日はアグリパル塩原でお祭りと花火大会が開催されました。予算が乏しくて苦労している開校間もない本校を支援しようと、保護者と地域の有志の方が立ち上げて下さった「箒根サポーターズクラブ」の皆さんが、今回も屋台を出して支援金を集めて下さることになりました。6月のさなぶり祭り、7月の八坂神社祭りに続いて3回目の活動です。

何日も前から準備や買い出しを行い、当日も朝早くから開店の準備をして下さいました。9時半に手伝いに行くと、すでに沢山の方が資材を運んだりテーブルやガス台を整えたりと忙しく働いていました。驚いたことに、今回も新たにお手伝いに加わって下さった方が何人もいて、本当に有り難いと思いました。

鈴木さんがバーベキューコンロを焼き鳥専用に改良した新兵器も加わって、朝からテントの中は活気にあふれていました。途中で野球の応援のために中抜けして戻ってきたら、さらにお手伝いの方が増えていた事にも驚きましたが、まだ3時前なのに焼き鳥1500本のほとんどが売れてしまっていたことにも驚かされました。今回は打合せなどは全く行っていなかったのですが、本校の子供たちのボランティア希望者も次々とやって来ました。

今回は「子供たちのために使って」とご寄付を頂いたとのことで、ボランティアの子供たちには食券が手渡されて、ますますやる気がわいたようです。「地域・学校お助け隊」の名札をぶら下げて、やきそばのパック詰めを手伝ったり、輪投げやくじ引きのお手伝いをしたりなど、それぞれが自分に出来る事を自分達から申し出て行っていました。中には焼きそばの移動販売を行った子供たちもいました。どうなるかと少し心配でその様子を見守っていたのですが、お客様とやり取りをしながらちゃんとおつりも渡すことができました。有り難かったのは、初めての経験でぎこちなく応対する子供たちを、地域の方がとても温かなまなざしで見守って下さっていたことです。

花火が始まる時間には、普段の倍くらい用意した焼き鳥、焼きそば、かき氷、飲み物がすべて完売となりました。余ったらみんなで持ち帰ろうと話し合っていたのですが、何一つ残りがないくらいの盛況ぶりでした。今回も収益金は集計が済み次第、学校へ寄付してくださるそうです。沢山の方々の想いと想いがつながって、箒根学園は支えられています。その想いとお力添えの重みを職員や子供たちに伝えて行きたいと思います。

本校とその子供たちをいつも応援して下さるサポーターズクラブの皆様、保護者の皆様、地域の皆様、本当に有り難うございます。

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