ひとりごと
管理者学校
那須塩原市立 箒根学園
1月26日(金)
今週の火曜日から3日間、5年生を連れて臨海自然教室に参加しました。場所は茨城県の大洗海岸にほど近い「とちぎ海浜自然の家」です。冬の海での自然教室は初めてだったので、はたしてどうなることかと少し不安もありました。
バス代の補助金が無くなったため費用が高くなり、臨海教室を取りやめる学校が多いと聞きました。実際、今年度は市内で臨海自然教室を行ったのは箒根学園だけです。実施についても前年度の段階で先生方が協議し、「海なし県に住む子供たちだからこそ、海を体験させてあげたい」という先生方の思いが実施につながりました。
感染症対策のためバスの中では無言をルールとしましたが、海を目にした子供たちは目を輝かせていました。おいしい食事や自然を満喫できるオリエンテーリングで身も心も満たされて、友だちとの距離もどんどんと縮まりました。
集合時間を間違えて後悔の涙を流したり、出し物の練習で腹を抱えて笑ったり、まさに涙あり笑いありの3日間でした。失敗を挽回しようと全員が心を合わせて、とにかくよく頑張りました。トイレのサンダルを他校の分まで並べたり、廊下は壁にそってアリの行列のように静かにまっすぐ一列歩行をしたり、自分達で考えてどんどんと行動できるようになりました。