箒根学園開校おめでとう!その3
10月31日(火)
いよいよバルーンリリースになりました。思い思いの小物を身に付けて、子供たちが集まってきました。保護者も職員も仮装をして雰囲気を盛り上げます。9年生の子供たちにはバルーンの受け渡しを手伝ってもらいました。保護者の手を借りなくても自分達でどんどん動いてくれるので大助かりです。義務教育学校の良さを改めて感じることができました。

バルーンを受け取った子供たちは、満面の笑みで校庭に向かいました。

校庭に三重の円を描いて準備が整うと、生徒会長Wさんの「5.4.3.2.1.0 箒根学園開校おめでとう!」のかけ声で一斉にバルーンが解き放たれました。

風に乗って舞い上がる色とりどりの風船に、子供たちから歓声とどよめきが上がりました。天高く青空に吸い込まれていく風船をみんなで最後まで眺めていました。

後期課程の子供たちも、前期課程の子供たちもはじけるような笑顔が満開でした。その表情を写真に撮りながら「あー、やって良かった!この笑顔が見たかった!!」と思いました。


年度当初に計画されていない行事を突然行うことや、仮装をすることについても賛否両論ありました。計画を立て始めたときには「何か記念品をあげてはどうか?」という意見も出ました。しかし、今の子供たちに必要なことは「もの」ではなく「こと」です。豊かな体験を通して、心を育むことが何より大切だと思っています。それが楽しい思い出になったら一番うれしいことです。子供たちには学校が楽しい場所であってほしいといつも願っているので、それを実現するためには多少のリスクは背負う覚悟です。

「こんな馬鹿馬鹿しいことをする変な校長ですみません。」とボランティアに来て下さったお母さんに話しかけると、「そんな事ありません。馬鹿馬鹿しいことに一生懸命になることが大切なんです。そうしてくれる学校にありがとうです。」と思わぬ返事を頂きました。新しい学校作りは試行錯誤の連続で、型にはまらない学校経営には逆風が吹くこともよくあります。新たな取組の意図するところがなかなか理解してもらえないこともよくあります。そんな中で、かけて頂いた言葉に胸が一杯になりました。

これからの学校は、職員と保護者、地域が一緒につくっていくことが求められています。敷居が高い学校は風通しが悪くなるからです。何より「子供の幸せ(笑顔)」を主軸に何事も判断することが大切だと信じています。
子供たちのまぶしい笑顔と温かいお言葉に、明日も頑張ろうという勇気を頂きました。やっぱり、箒根学園は最高です。




